フィルム
この春、発売された写ルンです30周年記念パッケージで撮影しました。軽く小さく、シャッターも簡単に切れて、きれいに写るカメラ。集中して一枚一枚丁寧に撮影する一眼レフでの写真も大好きですが、写ルンですのように自分の体の一部となって撮ることに専心…
取引先が近くにあるので、飯田橋をときどき訪れています。冬にはきれいなクリスマスツリー、春には桜並木が見えて、ここの眺めが私はとても好きです。 Kodak ProFoto XL 100ならではの淡い色合いが気に入っています。カメラはNATURA CLASSICA。現像とデータ…
昨年末からずっと入れっぱなしだったNATURA CLASSICAのフィルムを現像しました。フィルムはKodak ProFoto XL 100。たくさん買っておいたこのフィルムも残りわずかになりました。 暗いため、脇を絞めて、極力手ぶれしないよう気をつけて撮影しています。現像…
嵐が去った翌日に迎賓館に行くチャンスがありました。木々は雨と光を思う存分吸い込んで、きらきら輝いていました。 光がなければ何も見えない。写真も撮れない。ただ、こうした光の恩寵を受けた日には、その偉大なる恩寵に私は却って身を小さくするのです。…
琵琶湖の朝は静か。水を見つめながら、湖畔をずっと歩いていきました。
かねてから参加したかった延暦寺寒行に行ってきました。夜のうちに雪が降り、その雪が朝の光で溶けて、五色の旗を氷柱で固めていました。
大阪に行ったとき、数年ぶりの大型台風が来ていました。友人とお昼前まで自宅で待機。外に出ると大きな観覧車がゆっくりと回って、もう風はないことを知らせていました。
先日の入間航空祭のさなか。地上の喧騒はどこへやら。空は静かに美しく、さわやかに晴れ渡っていました。
先日、出かけた先で火事に遭遇しました。空を覆っていく黒い煙と、焦げ臭い白い煙が地を這い、行く先を見失いそうになりました。
秋は影がはっきり。 今年に入って、「私はこれを模様だと思う」という写真を集めたコレクションを作っていて、今回の写真も仲間入りする予定です。テーマを決めて撮影していくのって、本当におもしろい。
軽井沢。ショーハウスでは美しい木漏れ日の中、繁る葉陰に今はもう使えない日時計を見つけました。
10月の頭に軽井沢に行ってきました。 旧三笠ホテル。隙間なく敷かれた板張りの床は、いまだに軋みひとつありませんでした。標高が高いところではすでに紅葉が始まっていました。 カメラはPENTAX MZ-S、レンズはPENTAX FA77mm F1.8 Limited。フィルムは廃番前…
私の敬愛する漫画家、JETさんの作品で『綺譚倶楽部』という連作があります。その中のひとつのエピソードのラストで、主人公が表題のセリフをつぶやきます。そのシーンでの「海」の意味するものは私の見た瀬戸内海とは違うものですが、小さな小さな瀬戸内海を…
島に着いたその日の午後、ひとりで散歩に出ました。雲が切れて、太陽が見え、呼吸を始めた緑が目にまぶしい午後でした。 MZ-Sに77mm(PENTAX FA77mm F1.8 Limited)をつけて撮影。日中は日を遮るものがほとんどなく、ISO100のフィルムでも充分に撮影できまし…
今回の関西・四国旅行のスタートは神戸。中華街で龍井茶をはじめて飲みました。 フィルムはKodak ProFoto XL 100。MZ-SにPENTAX FA77mm F1.8 Limitedをつけて撮影しています。まだ夏の気配が強く感じられる秋の一日でした。
今年の夏は湯が蒸発するようになくなってしまった。空が雲をすべて持っていった。
夕方に見ることができた今年の入道雲。
一緒に風を待つ。
花が咲いて、葉が森のように見える。
夏には影が紫に染まる。
空が燃えて、雲が立ちこめる煙のようだった。
はるかに見える天井が、奔放な私の頭に蓋をしている。
毎年この花を見ると、豊かな実りを思って、しあわせな気分になる。
建物が低く、空が広い。ニュージーランドを思い出しました。 NATURA CLASSICAで撮影。フィルムはKodak ProFoto XL 100。現像とデータ化は西村カメラにお願いしました。フィルムで撮影するときには、白飛びを恐れないよう、自分に言い聞かせてシャッターを切…
水面に影がまっすぐ映る。
毎年、この時期になると、その白いエッジにはっとさせられる。
修善寺に行ってきました。源頼家の悲話が伝わっていても、今は長閑な温泉街です。 NATURA CLASSICAにKodak ProFoto XL 100を詰めて撮影しました。夕暮れどきに撮影したので、手ぶれを防ぐため欄干に両肘をついてカメラを固定しています。傍から見ると、かな…
春だと実感する。
迷った道に咲いていた花。来年も見てみたい。
この木が盛りのとき、花を見るのは、今年がはじめて。