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イブの温室

:::A woman under the glass:::

フィルム

223. はじめまして

この木が盛りのとき、花を見るのは、今年がはじめて。

216. 輪郭

空を横切る多くの影は、私の世界のエッジであると感じる。

215. ステンドグラス

足下にもきれいな色と光。

214. 日がかげって

花が少しずつ浮びあがってくる。

213. ごほうび

たくさん働いて、たくさん食べる。その生活が合っているように思う。

212. 変電所へ

近くに変電所があるので、鉄塔がたくさんある。

211. 黄色に染まる

風に揺らいでふわふわしていた。

210. スローシャッター

雨の日の光は夜も照らす。

209. 枝垂れ梅

何年も暮らしている町でも、知らない花が咲いている。

188. 風

揺れてがちゃがちゃ言う。

187. 屋上から

明日の方向。

186. 謹賀新年

光に向かって歩いていきたい。

174. とんがり帽子

湖面にゆらゆら。

173. 明るい方へ

引きよせられる。

172. ゆらめき

水の流れが見える。

171. ふたご

水を守っている。

170. 雨後

散りしいた葉もあざやか。

169. 光と向き合う

私に見えない光も水面にはひとしく降りそそぐ。

164. らせん

上った人の足音が聞こえた。

163. ハンドル

出発しよう。

162. オレンジ

髪に挿したい。

152. 見つけた

たくさんいた。

151. 木漏れ日

葉の一枚とその間から。

146. 映画

見るともなしにぼんやり見ている。映画は『パリ、テキサス』だった。

144. こっちを向いて

目をそらさないで。

143. オリーブ

あふれだす生命。

142. 暗闇

暗い日には太陽も暗く翳る。

141. 向こうには

太陽があって、その光は雲を超えて私のもとに届く。

140. 青草

色を失っても若々しい。

139. ゆらゆら

美しい波のあと。

133. 分断

水の上のボタニカル。

132. 親子連れ

人を恐れない。

131. くるめき

天地もさかしま。

130. 土砂降り

道路も川のよう。

127. 波紋

そしてその中心。

126. やわやわ

温室の中の緑はやわやわ。

125. 受け皿

雨が降ってくるのを、待っている。

121. 花よ

にせものの花よ。

120. エトワール

花の中心はいつも星のよう。

119. 電柱

水の上の景色。

118. 行きし帰りし

路傍の花。

117. 梅雨の合間

きれぎれ。

116. 季節の花

今年も見れた。

115. あぶく

浜松写真12枚目。透明なあぶくはモノクロの世界で白く映る。

109. ゆらめき

油のような光。

107. ふたり

浜松写真8枚目。水はまだ冷たいけど、平気。

106. 果て

浜松写真7枚目。この道の先。

105. 夏の色

浜松写真6枚目。直射日光の下。

104. 弁天島

浜松写真5枚目。しぶきを上げて。

103. 波打ち際

浜松写真4枚目。振り向きざま。